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「カローラクロス」サイズのコンパクトSUV
日産のフランス法人は2026年2月23日、新世代ハイブリッドシステムe-POWERを搭載したクロスオーバーSUV「キャシュカイ」の新キャンペーンを発表するとともに、2026年モデルの価格を公開しました。
キャシュカイは2006年に登場したCセグメントのクロスオーバーSUVです。欧州を中心に世界各国で販売され、日本では初代モデルが「デュアリス」の名前で展開されていました。
現行モデルは2021年に登場した3代目で、2024年のフェイスリフトによってデザインも進化しています。フロントグリルの意匠は、日本の伝統的な甲冑(かっちゅう)をイメージしたパターンが採用され、より存在感のある表情へと変化しました。
ボディサイズは全長4425mm×全幅1835mm×全高1625mm。日本でも人気のトヨタ「カローラクロス」と近いサイズ感で、扱いやすいコンパクトSUVとして位置付けられています。
2026年モデルの最大の特徴は、日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」の第3世代(Gen3)システムを搭載している点です。
このシステムは、モーター、インバーター、減速機などを統合した「5-in-1」ドライブユニットと、新開発の1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを組み合わせたものです。
エンジンは発電専用として使用され、駆動はすべて電気モーターで行われます。システム最高出力は205馬力で、電動車ならではの滑らかで力強い加速を実現しています。
さらに日産独自のSTARC燃焼コンセプトを採用することで熱効率は42%を達成。低回転域から効率的に作動し、静粛性も大きく向上しています。
走行時の騒音は従来モデルに比べて5.6dB低減されており、メーカーはBEV(電気自動車)に匹敵する静粛性だと説明しています。
燃費性能も優れており、平均燃費は4.4L/100km(約22.7km/L)。CO2排出量は100g/kmに抑えられ、満タン時の航続距離は最大1250kmに達するといいます。
ドイツ自動車連盟(ADAC)の実走行テストでも高い評価を受けており、ディーゼル車並みの航続距離を実現している点も特徴です。
価格については、2026年2月1日に公開されたフランス市場向け価格表によると、e-POWER Gen3(205馬力モデル)のベースグレード「ACENTA」が3万7600ユーロ(約691万円 ※2026年3月上旬現在)に設定されています。
装備を充実させた「BUSINESS EDITION」は3万8600ユーロ(約710万円)、12.3インチディスプレイなどを備える「N-CONNECTA」は3万9400ユーロ(約724万円)。
さらにプレミアムオーディオなどを備える「TEKNA」が4万3000ユーロ(約791万円)、最上級の「TEKNA+」は4万6300ユーロ(約851万円となっています。
また日産フランスでは2026年3月末までのキャンペーンとして、Acentaグレードを月額199ユーロ(約3万6589円)から利用できる長期リースプランも用意されています。
一括購入だけでなくリースという選択肢も提示することで、より幅広いユーザーにアプローチする狙いがあるとみられます。
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